僕と彼女の宗教戦争 第8話 拒絶

Fake Apples and Boy with Beachball
Fake Apples and Boy with Beachball Photo by eddieq

第7話はこちら。

『ねー、何とかならない?』

PCやケータイのトラブルで自分では何ともならない時には流石の彼女も僕に声を掛けてくる。

『ねー、何とかならない?』

どうやらAndroidの調子がよくないらしい。

この手のことは僕に聞けば何とかなると彼女は思っているのかもしれないが、僕からすればAndroidは得体のしれないもの。

しかも機種毎に記憶容量や内部メモリ等が違う。

さらにメーカー独自でカスタマイズされていることもあるので一般的な知識だけでは解決できないこともあるものだと僕は考えていた。

そんなこともあって僕は彼女のケータイ、Androidに関する質問にはほぼ答えることはなかった。

『これがiPhoneならな…』

当然僕はそこでこう考えるんですよ。

『これがiPhoneならな…』と。

普段から触っているiPhoneなら自分が答えを知らなくても調べれば大抵の問題は解決することができる。

事実、僕もそうしてきた。

だから、その度に僕は彼女にこう言った。

『Androidほどの自由さはないけど、iPhoneなら何かしたいと思った時に調べればすぐに見つかるよ。』とね。

そして、iPhoneへの乗り換えを勧めていた。

しかし、彼女の答えは『NO!』だった。

『だってさ、みんな持ってるじゃん…』

彼女が拒否した理由。

『だってさ、みんな持ってるじゃん…』

もうキャリアが嫌とかAndroidではこれができるのにという問題ではない。

iPhoneを持つことへの抵抗なのだ。

感情的に拒絶していることに対しては何を言っても受け入れることはできない。

そう悟った僕は、『暫くの間、放置したほうがいいな…』と決めたのでした。

第9話に続く…。

Posted from SLPRO Blog Editor for iPhone.