僕と彼女の宗教戦争 第13話 困惑

Fake Apples and Boy with Beachball
Fake Apples and Boy with Beachball Photo by eddieq

第12話はこちら。

その夜、西の聖地に集まったのは4人。もちろん全員iPhoneのユーザー。

美味しい料理とお酒を囲んでのひと時。当然iPhoneで写真を撮ります。

所狭しと並んでいる料理とお酒の間に置かれた4つのiPhone。

その中で1つだけ違うことに気がついた彼女。

私だけ?

『私だけ?』

まさか一見同じように見えるiPhone 5とiPhone 5sの違いに気がついたのか?と勘ぐったが違っていた。

彼女が気づいたのはiPhoneの世代の違いではなく、ケース。

『みんな同じケースなの!?』

彼女以外の3人のiPhoneは、色や形こそ違えど同じブランドの革のケースを着けていた。

そう、知る人ぞ知るあのケースだ。

そんなにいいの?

自分以外の人が同じiPhoneケースを着けているというのはまず経験することがない。

普段僕のiPhoneしか見ていない彼女は困惑した。

『そんなにいいの?』

ケースのよさを説かれた彼女。お店に置いてあった商品カードを見てさらに惹かれているように見えた。

しかしその後の彼女の反応で今度は僕が困惑した。

大きくなるでしょ…。

『ケースやフィルム、交換するの?』ガラスフィルムにヒビが入っていた彼女に何気なく探りを入れてみる。

すると予想外の反応が。

『フィルムは貼り替えるよ。ヒビが入ったままはイヤだし。』

フォルテ
『でもね、ケースはそのままのつもり。確かに革は好きだけど。』

革の質感・フィット感は他にも革製品が好きな彼女には文句がつけようがない部分。では何が問題なのか?

『大きくなるでしょ…。』

彼女が着けているケースはとても薄い透明のケース。持った時の大きさはケースを着けていないiPhoneと比べてもほとんど変わりはないもの。

『それに鞄の携帯用ポケットに入らなくなるし…。』

でっかい鞄を毎日抱えて仕事に行ってるんだから鞄に放り込んでおけばいいんじゃない?と言いたいのを僕はグッと押さえた。

同じiPhoneを使っていても、考え方は人それぞれ。まだまだ油断はできないと思い知らせる一件だった。

Posted from PressSync Pro – WordPress Blogging App – Hiroaki Hayase on iPhone.

この投稿へのコメント

コメントはありません。

メッセージをどうぞ!!

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL