愛知医療学院短期大学の出前講義『パラリンピック教育』でパラバドミントン選手が講師を務めました!

パラリンピック教育_伊藤選手

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、文部科学省は小中高生などの学習指導要領に『パラリンピック教育』を盛り込む方針を決めました。(参考記事:学習指導要領にパラリンピック教育…文科省方針

そして2015年9月3日(木)、愛知県で唯一のリハビリ医療専門短期大学である愛知医療学院短期大学が、愛知県内では初めての出前講義として行いました。

パラバドミントン選手がその講師として参加していたので、公開されている記事を基にしてご紹介したいと思います。

パラリンピック教育とは?

このニュース 学習指導要領にパラリンピック教育…文科省方針 によると、

児童生徒に障害への理解や障害者との共生について学ばせるのが狙い(中略)パラリンピック教育を行うのは、社会や国語、体育のほか、道徳や総合学習の時間など(中略)学習指導要領に明記することで必修化し、一過性の関心に終わらせないようにする。

ということで、名目はパラリンピック教育ですが、単にパラスポーツをターゲットにしたものではなく、どちらかというと障害者そのものに比重を置いているようです。

この前提として、2014年6月23日には、

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と全国の大学・短期大学は連携協定を締結し、2020年の大会に向けて、オリンピック・パラリンピック教育の推進やグローバル人材の育成、各大学の特色を生かした取り組みを進めていく

として、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会における大学との連携協定を結んでいるようです。

愛知医療学院短期大学

今回、出前講義を行ったのは、愛知医療学院短期大学建学当初よりパラリンピックを頂点とする障がい者スポーツの支援と普及に力を入れてこられたようで、障がい者スポーツのパラリンピック(ロンドン・北京)にも役員として帯同するなど、最前線で活躍してきた教員がおられます。

その実績を活かして、愛知医療学院短期大学では出前講義パラリンピック教育と銘打ち、

  • 教職員の皆様へのパラリンピックおよび障がい者スポーツに関する講義および実習
  • 児童生徒の皆様へのパラリンピックおよび障がい者スポーツに関する講義および実習
  • 保護者の皆様への啓蒙活動
  • その他、「パラリンピック」「障がい者スポーツ」「スポーツ外傷・障害」「心身の障害」「リハビリテーション」「身体構造と機能」などに関する講義および実習、相談など

が行えるそうです。今回は第1回で『障がい者スポーツを知ろう!』をテーマに開催されました。

出前講義の講師

今回講師を務めたのは2人。1人は愛知医療学院短期大学鳥居 昭久教授。鳥居先生は理学療法士で、

  • 日本障がい者スポーツ協会指導者養成事業トレーナー部会委員
  • 日本パラリンピック委員会医科学情報サポート事業コンディショニング領域委員
  • パラリンピック北京大会(2008年)、パラリンピックロンドン大会(2012年)、アジアパラ仁川大会(2014年)各大会日本選手団スタッフ

と障がい者スポーツの最先端を肌で知る方です。

もう1人は、アジアパラ仁川大会(2014年)女子ダブルス・ミックスダブルス銅メダリストの伊藤則子選手です。

出前講義の様子

すでに愛知医療学院短期大学のWebサイトでも障がい者スポーツを知ろう!「パラリンピック教育」としてレポートが上がっていて、大学のブログでも、パラリンピック教育というタイトルで鳥居先生が書かれています。

いくつかのメディアも取材が来たようで、Webでは

このように取り上げられていて、新聞では朝日、毎日、中日が地方版で掲載していました。

パラリンピック教育_プレー

ボクも偶然休みで NHK を見ていたんですが、義足を外して生徒に触ってもらったり、体育でもなじみのあるバドミントンを一緒にプレーしたりするなどしていたので、普段障害を持つ人と関わることがあまりない生徒にはいい機会になったのではと思いました。

パラリンピック教育_義足

肌で感じてもらう。

日々の生活の中で、身体障害だけではなく、障害を持つ人と関わることは少ないと思います。だからこそ、どう関わっていけばいいかわからないのではないでしょうか。

障害の ある なし や程度の 軽い 重い で人としての価値はなにも変わりません。

『障害を、障害のある人を理解しよう!』というのは簡単です。しかし、相手の立場になって考えることはできても理解することなんて到底できるものではありません。

自分達となにも変わらないことを肌で感じてもらうこと。そしてパラスポーツに取り組む選手達の日頃の努力を感じてパラスポーツに興味を持ってもらうこと。

一足飛びに理解を得られるものでないからこそ、こういう機会がもっと増えて、誰もがお互いの存在を認めることができる社会になってくれればと思いました。

Posted from PressSync Pro – WordPress Blogging App – Hiroaki Hayase on iPhone.

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