特発性過眠症と言われて #1 どんな病気なのか

ねむねむ #fp_piano

特発性過眠症。これ、とくはつせいかみんしょう と読みます。

この病名、聞いたことがありますか? 飼い主は仕事で医療や介護にかかわることが多いのですが、 2012年5月 に主治医から聞くまでは聞いたことがありませんでした。

この病気、一般市民はもちろんですが医師でも専門医以外にはほとんど知られていないのが体感としてあります。

この病気のことを少しでも知ってもらいたい。そう思い今回から数回に分けて、今飼い主が抱えている病気、 特発性過眠症 のことについて書いていこうと思います。

言葉の意味

まず言葉の意味から病気の正体を考えてみましょう。大辞林からのツイートを引用します。

最初に 過眠症。

次に 特発性。とっぱつせい ではなく とくはつせい ですよ。

この 2つ を合わせて説明すると、原因不明で発症する、睡眠不足ではないのにもかかわらず、日中に強い眠気や居眠りを繰り返す睡眠障害 になります。

実際の症状

では 特発性過眠症 はどんな症状が出るのか。

過眠症に対する適切な情報提供を行っているサイト、過眠症ランド の 睡眠障害国際分類 第2版(ICSD-2)では以下のように書かれています。

  • 長時間睡眠を伴う特発性過眠症

    • ひどい眠気が持続する。
    • 日中の居眠りは数時間にも及ぶことがあり、目覚めたときに爽快感がない。
    • 夜の睡眠時間が少なくても10時間以上となり、中途覚醒はほとんど認められない。(一般的には、12から14時間の睡眠時間)
    • 朝や昼寝からの目覚めが悪く、しばしば睡眠酩酊が認められる。
    • 情動脱力発作やレム睡眠関連の睡眠障害は認められない。
  • 長時間睡眠を伴わない特発性過眠症

    • ひどい眠気が持続する。
    • 日中の過度の眠気のため、意志に反して居眠りをしてしまう。
    • 夜の睡眠時間は正常、あるいはやや長く(10時間よりも短い)、中途覚醒はほとんど認められない
    • 朝や昼寝からの目覚めが悪く、しばしば睡眠酩酊が認められることもあるが、診断基準にはならない。
    • 情動脱力発作やレム睡眠関連の睡眠障害は認められない。

この 2つ のうち飼い主は、 長時間睡眠を伴わない特発性過眠症 と言われました。

飼い主の症状は、

  • ひどい眠気が持続する。
  • 日中の居眠りは数時間にも及ぶことがあり、目覚めたときに爽快感がない。
  • 日中の過度の眠気のため、意志に反して居眠りをしてしまう。

というように、2つ がまじったものが出ています。

睡眠障害国際分類は最新の第3版(ICSD-3)が出ていて、そこでは長時間睡眠が伴うものと伴わないものの区別されなくなったようです。(参考: 特発性過眠症 – Wikipedia)

診断を受けるには

生活習慣に問題がなく、夜も6-7時間眠れている。それなのに、日中眠くて眠くて仕方がないという人は、まず 過眠症ランド にある エプワース眠気尺度 をやってみるといいでしょう。

この得点が 12点 以上の場合には、明らかな眠気があると判定されるようなので、2-3ヶ月 期間を置いてチェックしても高得点の場合は受診したほうがいいでしょう。

診断を受けるには専門的な検査が必要です。日本睡眠学会睡眠医療認定医リスト でお近くの認定医や医療機関を探して受診しましょう。

飼い主自身もはっきり診断名がつくまでにいくつかの医療機関で睡眠外来を受診しましたが、たいていの医療機関は予約制になっているので事前に電話連絡しておきましょう。

それでは次回は気がついたきっかけを書いていこうと思います。

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