ふるえてもこぼれない! Google が作った機能性スプーン Liftware(リフトウェア)

Liftware_スープスプーン アタッチメントと振動安定ハンドル

手のふるえでごはんが食べにくい。外食したいけど、粗相してしまうのが恥ずかしい。

手の振戦という症状でせっかくの食事が楽しめなくなった方もいるのではないでしょうか?

今日ご紹介するのは Google が作った全く新しいスプーン、Liftware

手の揺れを止めるのではなく、揺れを制御してしまう機能性スプーンです。

Liftware とは?

Liftware_箱

Liftware とは、

手の揺れを止めるのではなく、センサリング技術等で揺れを制御することで、もう一度、食事を楽しんでいただくことを目指した

Google が作った機能性スプーンです。(参照: Google Japan Blog: 手の揺れを軽減させるスプーン「リフトウェア」、発売を開始します)

スプーンとはいうものの、ハンドル部分と先を交換できる仕組み。

Liftware_スープスプーン アタッチメントと振動安定ハンドル

振動安定ハンドルと各種アタッチメント(スープスプーン、テーブルスプーン、 フォーク)を組み合わせて使用(参照: Liftware)

になっていて、食事がしやすくなるように作られています。

Liftware は、手の震え(特に本態性振戦やパーキンソン病などの疾患)が軽度から中等度の患者に最も効果的に作られているようです。

振戦とは?

メルクマニュアル 家庭版 によると、

振戦は、筋肉の収縮と弛緩が繰り返されたときに起こる不随意のリズミカルなふるえ

とあります。

軽度な振戦が煩わしくなった場合の簡単で有用な対処法も書いてあるので見てみると、

  • ものをしっかりつかみ、落ちないように体の近くで持つ
  • 無理な姿勢を取らないようにする
  • 人前でスープを飲まない
  • 作業療法士の指導を受けて、補助器具を使用する

…。これができないから困ってるんだし、これをやろうとすると食事が楽しめない。

この問題を解消するために作られたのが Liftware なんです。

とここまで言葉で説明してもわかりにくいと思うので、公式の動画をご覧ください。

どうでしたか? あれだけふるってほとんどすくえなかったのが、Liftware だとすくえるんです。すごくないですか!?

実際に試す。

でもこれって海外の動画だし、演技してるんじゃないの? とうがった見方をする人もいるでしょう。

なので、実際に飼い主の職場で試しました!(* Liftware の国内販売はフランスベッドが担当。飼い主の本職は記事公開時点では介護支援専門員なので、福祉用具貸与もしているフランスベッドの営業さんにお願いして持ってきてもらいました。)

食材は小豆。小さくてすべりやすいので、スプーンですくっても少し傾けたりするとすぐにこぼれてしまいます。さて、それではご覧ください。

どうでしたか? かなり意図的にふるわせているんですが、Liftware ですくった小豆は落ちませんよね?

これなら食べられる!

家庭で作る食事だと通常は小豆のようにコロコロ転がるものだけってことはまずない。もっとザラッとしたり粘り気があるでしょう。

ということは、日常の食事は時間はかかるかもしれないけど、自分で食べることができるようになるってことです。

さらに別売のアタッチメントでフォークも追加すれば、食べられる食事の幅も広がるので、この Liftware はかなり使える食器ではないでしょうか。

この Liftware、スターターキット, アタッチメントともに Amazon でも売っています。

でも定価なんですよね…。しかも結構いいお値段…。

それよりも安く手に入れる方法としては大きな声では言えませんが、フランスベッドの営業から買うこと。

介護保険制度の対象にはなっていないので実費購入にはなりますが、カタログの定価よりは安くしてくれると思います。

せっかくの食事が手の揺れで楽しめないという方は1度試してみてはいかがでしょうか。

Posted from PressSync Pro – WordPress Blogging App – Hiroaki Hayase on iPhone.

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