家族で在宅介護をする時に守ってもらいたい3つのこと。

本職は介護支援専門員(ケアマネジャー)をやっています。ここではあえて仕事のことには触れないようにしてきました。

最近、介護保険に関わる相談をプライベートで受けることが時々あります。本人の意向を最大限尊重して在宅生活の支援をしようとするご家族もおられます。

ですが本人の意向を尊重することで過大な負担がかかることも事実としてあります。今日は家族で在宅介護をする時に守ってもらいたいことをお伝えしたいと思います。

生活リズムを守る。

まずは自分の生活リズムを守ること。

本人の生活を支えるようと必死になっていると、どうしても(家事や仕事、趣味も含めて)今まで安定していた自分の生活を回すことがおろそかになることがあります。

でも自分の生活が思うように回らなくなると精神的な余裕もなくなり、その焦りは本人にも多少なりとも伝わります。

その状態でもしばらくは何とかなりますが、どちらも中途半端になることが増えて、ストレスをため込むことになります。

本人の生活も大切ですが、まずは自分の生活を大切にしてください。

心身の健康を保つ。

次は自分の心身の健康を保つこと。

介護はいつまで続くかわかりません。終わりのないものに対して常に全力で取り組んでいると、いつかはガス欠になってしまいます。

しかも相手はこちらの状態などお構いなしに言いたいことを言ってきます。自分が健康でなければ、他の人の世話に気を回す余裕なんて生まれません。

自分が倒れたら本人の生活もおしまい。なんていうのは最悪のパターン。自分自身の健康が本人を支えているくらいに思ってしっかりメンテナンスしてください。

仕事を続ける。

最後に仕事を続けている人は仕事を続けること。

本人の介護のために仕事を辞めるという話を聞いたことはあるかと思います。しかし介護が終わった後の生活はどうするつもりなのでしょうか?

冷たい言い方かもしれませんが、親の年金をあてにして介護をしたとしても、介護が終わった瞬間に自分自身の収入は断たれます。

一時的に会社にどれだけ迷惑をかけることになったとしても、今後自分が生活していく糧を自ら手放してはいけません。

本人も大切。でももっと大切なのは自分自身。

本人の自宅で暮らしたいという思いは大切です。しかし、在宅生活を支えるために介護保険は存在しますが万能ではありません。できることには制限があります。

介護保険でできないことを必死になって家族が埋めて全てのリスクを回避するのか。それとも支える時間に穴が空くのを承知で、空いている時間に起こったことは仕方ないと諦められるか。

ボクは、支える側の生活や心身の健康が1番大切だと思っています。介護する側に回らないといけなくなった時に、ふとこの記事を思い出してもらえるとありがたいです。

Posted from PressSync Pro – WordPress Blogging App – Hiroaki Hayase on iPhone.

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